ひさつぐblog

Jazz Sax Player、鈴木央紹のブログです。 日記、お知らせまで色々載せてます。

大震災

すごい大地震でしたね。

まず、この度の大震災に被災された方々にお見舞い申し上げます。
日本全体が一つとなり、一日も早い復興が出来る事を願っています。

僕は東京の自宅に居ました。
マンションなんですが、結構長い揺れで振り子のように揺られました。
ゆれ方は全然違ったけど阪神大震災の記憶がよみがえりました。

またこんな大震災が起こるとは思ってもいませんでした。
阪神の時は友達もいっぱい被災して、震災当日に嘆願が来て支援物資を直接持って行きました。
あの時に見たすごい光景、今でも写真のようにはっきり覚えています。


復興はこれからかなり長丁場になるでしょう。
津波が来なかった阪神でも相当な時間がかかったんだから。

ツイッターにも少し書きましたが、
被災しなかった地域では、あらゆる制限や制約を甘んじて受け入れて、その中でそれぞれが精一杯の日常生活を送り、それによって経済を停滞させない事が後々に被災地の復興の糧になり、更により大きな支援を長期に渡って届けることも出来ると思っています。
これが募金以外に僕が出来る個人レベルでの被災地への直接的支援かもしれないと考えています。

世界各地からの支援もどんどん届き、世界は「がんばれ日本!」とエールを送ってくれています。
そしていま、生きよう、会えない家族を探そう、と前向きに頑張ってる人が一番多いのは被災地かも知れない。

被災地の外で、自粛や不謹慎という観点から普段の日常生活に戻らないという風潮も当然でしょう。
阪神の時もそうでした。
でも、いつかは全ての人々が日常生活に戻らないといけない。
年単位で余震が続くと言われる中、自分がどのタイミングで日常生活に戻るかというのは、自分で判断するしかないのです。


被災地から「がんばれ日本!」と言われないように僕たちも頑張らないといけないと思います!

そして、音楽を通して少しでも気持ちが和らいで貰えたら、音楽家として嬉しく思います。

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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2011/03/17(木) 00:41:21|
  2. 日記
  3. | コメント:3
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コメント

お願いします!

私は消防士のアマチュアミュージシャンです。緊急消防援助隊の災害派遣で被災地に行きました。

被災地で活動して身にしみて思いました。
被災していない方々は普通の生活して、経済を回していく必要があるんだ!ってことです。

被災された方々は一歩ずつ復興に向けて歩きだされてます。
鈴木さんのように全国各地で活動されているミュージシャンの皆さんが、「被災していないみんなは日常生活を、普通の生活を続けよう!」と呼びかけてください。

よろしくお願いします!

  1. 2011/03/23(水) 21:38:42 |
  2. URL |
  3. aksp #-
  4. [ 編集 ]

生。

生まれて生きる。
試練をくれるのも神様ですが、力をくれるのも神様だと。
自分なりに精一杯生きる。
何かが また生まれる。やさしいきもちや強さもよい知恵も。。
  1. 2011/03/17(木) 11:57:45 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

親戚の方、無事で良かったです。
日常を大切に生きることが今の私たちには必要なのかもしれませんね。
でも、傷ついた人たちがたくさんいることは絶対忘れちゃいけないですよね。
  1. 2011/03/17(木) 01:11:27 |
  2. URL |
  3. a #-
  4. [ 編集 ]

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プロフィール

鈴木央紹

Author:鈴木央紹
Jazz Saxophone Player
1972年11月22日大阪市生まれ。
4歳よりピアノ、10歳よりサックスを始める。ジャズアドリブを独学で始め16歳より演奏活動、17歳で「AXIA MUSIC AUDITION」においてAXIA賞 Instrumental部門Grand Prixを受賞。
クラシックサックス奏法を前田昌宏氏に師事、大学在学中より大阪フィルや関西フィルでのクラシック演奏活動の他、ジャズライブ等の演奏活動も行う。
海外のミュージシャンとの共演も多く、 Ron Carter、 Lewis Nash、Benny Green、Lonnie Plaxico、Rodney Green、Conrad Herwig、 Salena Jones、Kenny Washington、Peter Washington等多数、その信頼も厚い。

現在、自己のリーダーバンドの他、「ルパン三世」等の音楽作曲で有名なピアニスト大野雄二率いる「Yuji Ohno&Lupintic Six」を始め、土岐英史バンド、原大力グループ、原朋直グループ、TOKUグループ等に参加。

また、CDプロデュースワークや楽曲アレンジで「スタジオ協会録音賞」や「ゴールドディスク賞」を受賞するなど高い評価を受けている。
そのほか数々のセッション、コンサート、CMやTVドラマ劇判などのレコーディング、近藤房之助やZARDのサポート等、参加したアルバムは100枚を超え、映像作品参加も多数、ジャンル問わず幅広く活動中。

D'Addario Woodwinds エンドーサー
大阪音楽大学ジャズサクソフォーン特任准教授

・リーダーアルバム
2009年、大野雄二プロデュースによるメジャーデビューアルバム「Passage Of Day」をVAPよりリリース。
2014年、鈴木央紹カルテット「Standards++」をT5Jazz Recordsよりリリース。
2019年、鈴木央紹トリオ「Favourites」をT5Jazz Recordsよりリリース。

HISTORY
1972年11月 大阪市生まれ。
1976年 サックス奏者である父親の影響を受けピアノを始める。
1982年 ピアノと並行し、アルトサックスを始める。
1984年 クラシックサックスを前田昌宏氏に師事、またJazzを独学で始める。
1995年 大阪音楽大学音楽学部サックス科卒業。
1999年9月 韓国においても演奏活動を始め、「韓日米Jazzフェスティバル」にリーダーバンドで出演。
2001年3月 韓国国営放送KBSのジャズプログラム「Jazz Club」出演。
2002年6月 日野皓正グループで「ヤマハ・ジャズ・フェスティバルin浜松」出演。
2003年4月 日野皓正New Directionバンド参加。
2004年 ZARDコンサートツアー参加。以後、追悼ライブにも参加。
2005年11月 リーダーカルテットに Lewis Nash(dr)をゲストに迎えライブ。
2006年1月 活動拠点を東京に移す。
2006年4月 大野雄二&Lupintic Fiveに参加。
2009年2月 リーダーアルバム「Passage Of Day」をVAPよりリリース。
2011年9月「金沢ジャズフェスティヴァル」にリーダーカルテットで出演。
2014年12月3日、鈴木央紹カルテットCDアルバム[Standards++]をリリース。
2016年 大野雄二&Lupintic Sixに参加。現在もCD制作他、日本全国でコンサート活動中。
2019年、鈴木央紹トリオ「Favourites」をT5Jazz Recordsよりリリース。

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